不動産購入

「建ぺい率・容積率」って何?どのくらいの家が建てられるか、計算してみよう

2026年5月14日

不動産購入土地建築・法規

目次

こんな人に読んでほしい記事です

  • 土地を買ったのに、思ったより小さい家しか建てられなかった…
  • 建ぺい率60%って、どういう意味?

土地の広さだけを見て購入を決めてしまうと、こんな後悔につながることがあります。 建ぺい率と容積率は、「その土地に何㎡の建物を建てられるか」を決める、とても大切なルールです。

建ぺい率とは?「土地のどのくらいの面積に建物を建てられるか」

建ぺい率(けんぺいりつ)とは、敷地面積に対して、建物が「真上から見たときの面積(建築面積)」の割合の上限のことです。

わかりやすく言うと…

100㎡の土地に「建ぺい率60%」なら、建物の1階部分は最大60㎡まで。

残りの40㎡は建物を建てられないスペース(庭や駐車場など)になります。

土地100㎡ × 建ぺい率60% = 建築面積(最大)60㎡

建ぺい率が低いほど、建物の「足跡」は小さくなります。その代わり、庭が広くなったり、隣家との距離が取れたりします。

容積率とは?「建物の全フロアの合計面積の上限」

容積率(ようせきりつ)とは、敷地面積に対して、建物の「延べ床面積(全フロアの合計)」の割合の上限のことです。

わかりやすく言うと…

100㎡の土地に「容積率150%」なら、家全体の床面積の合計は最大150㎡まで。

土地100㎡ × 容積率150% = 延べ床面積(最大)150㎡

たとえば1階50㎡+2階50㎡+3階50㎡=合計150㎡の3階建て、といった建て方が可能です。

容積率が高いほど、同じ土地でも多くの床面積を確保できます。マンションが建ち並ぶエリアは容積率がとても高く設定されています。

建ぺい率と容積率はセットで考える

この2つはセットで確認しましょう。

建ぺい率容積率建てられる家のイメージ
40%80%平屋や低層住宅向き。ゆったりとした庭付き
60%150%2〜3階建ての一般的な戸建て住宅
80%400%都市部のビルやマンション向き

同じ50坪の土地でも、建ぺい率・容積率の違いで建てられる家の大きさはまったく変わります。

注意!「旗竿地(はたざおち)」や「角地」は計算が変わることも

土地の形や条件、自治体のルールによっては、角地などで建ぺい率が緩和されるケースがあります。

  • 角地(2つの道路に面している土地)
  • 防火地域・準防火地域の指定エリア

逆に、敷地に高低差がある場合や、セットバックが必要な土地では実質的な建築可能面積が小さくなることも。

まとめ:土地の広さだけで判断しないで

  • 建ぺい率 = 土地のどのくらいの面積に建物を置けるか(1階の広さの上限)
  • 容積率 = 全フロア合計の床面積の上限
  • 2つをセットで確認することで、建てられる家のサイズが見えてくる

「広い土地を買えば大きな家が建てられる」は、必ずしも正しくありません。 事前に建ぺい率・容積率を確認して、理想の家が建てられるかを確かめましょう。

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