「宅地造成」「擁壁」って何?傾斜地・高低差のある土地の注意点

2026年5月14日

目次

こんな人に読んでほしい記事です

  • 高低差のある土地を勧められたけど、注意点は?
  • 擁壁って何?古い擁壁は危ないの?
  • 造成工事ってどのくらい費用がかかる?

宅地造成とは?

宅地造成とは、山地・農地・傾斜地などを宅地(建物を建てるための土地)として使えるように整備する工事のことです。主に以下の作業が含まれます。

  • 切土・盛土(土を削ったり盛ったりして平らにする)
  • 擁壁の設置(崖崩れを防ぐ壁を作る)
  • 排水設備の整備

擁壁とは?

擁壁(ようへき)とは、斜面や高低差のある土地で、土が崩れるのを防ぐために設置する壁のことです。擁壁の種類
種類特徴
鉄筋コンクリート擁壁(RC擁壁)最も強度が高い。新しい造成地に多い
間知ブロック擁壁石やブロックを積んだもの。旧来の住宅地に多い
空石積み擁壁モルタルを使わず石を積んだもの。古い擁壁に多く強度が低い

古い擁壁には要注意 高度経済成長期(1960〜70年代)に造成された住宅地には、現在の基準を満たしていない古い擁壁が残っていることがあります。 確認すべきポイント

  • 検査済証の有無:確認申請を受けて設置された擁壁か
  • ひび割れ・傾き・水抜き穴の状態
  • 擁壁の所有者:道路側の擁壁は誰が管理しているか

古い擁壁の造り直しには数百万〜数千万円かかることもあります。

宅地造成等規制法(宅造法) 一定規模以上の造成工事は、改正後の「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称:盛土規制法)などの規制対象になる場合があり、許可や届出が必要になることがあります。

造成工事の費用目安 造成の内容によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

工事内容費用目安
整地・草刈り数十万円〜
切土・盛土工事100〜500万円程度
擁壁の新設100〜1,000万円以上

まとめ:傾斜地・高低差のある土地は「擁壁の状態」を必ず確認

  • 宅地造成とは土地を宅地として使えるように整備する工事
  • 擁壁は土の崩壊を防ぐ壁。古い擁壁は強度不足のリスクあり
  • 古い擁壁の造り直しには数百万〜数千万円かかることも
  • 傾斜地は価格が安くても、造成・擁壁費用を含めたトータルコストで判断しよう
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