不動産購入

「土壌汚染」「地中埋設物」って何?土地購入前に確認すべき地下のリスク

2026年5月14日

不動産購入土地建築・法規

目次

こんな人に読んでほしい記事です

  • 工場跡地の土地を勧められたが、安全なの?
  • 地中埋設物が出てきたら誰が費用を負担するの?
  • 土壌汚染調査って必要?費用は?

土壌汚染とは?

土壌汚染とは、過去の工場・ガソリンスタンド・クリーニング店などの事業活動によって、有害物質が土壌に残留している状態のことです。

主な有害物質

  • 重金属類(鉛・ヒ素・カドミウムなど)
  • 揮発性有機化合物(トリクロロエチレン・ベンゼンなど)
  • 農薬・PCB・シアン化合物

土壌汚染が問題になるケース

土壌汚染があると以下の問題が生じます。

  • 健康被害リスク:揮発した有害物質の吸引や地下水汚染
  • 売却困難:買い手がつかない・価格が大幅下落
  • 浄化費用:汚染の除去・浄化には数百万〜数億円かかることも

土壌汚染調査の種類

調査の種類内容費用目安
フェーズ1(文献調査)過去の土地利用状況を書類で調べる数十万円
フェーズ2(現地調査)実際に土を採取して分析する数百万円〜

工場跡地・ガソリンスタンド跡地などは特に注意が必要です。

地中埋設物とは?

地中埋設物とは、土地の地下に埋まっている不要な構造物・廃棄物のことです。

よくある地中埋設物

  • 旧建物の基礎・杭
  • 浄化槽・古い配管
  • 産業廃棄物・生活ゴミ
  • 岩盤・転石

地中埋設物があると、基礎工事の際に撤去費用が発生します。費用は規模によって数十万〜数百万円以上になることも。

売主は告知義務がある

土壌汚染・地中埋設物などの重要な事実を売主が把握している場合は、買主に伝えるべき事項になります。説明が不十分なまま売却すると、「契約不適合責任」を問われる可能性があります。

ただし、売主が知らなかった場合は告知されないまま取引されることもあるため、購入者側でも注意が必要です。

まとめ:工場跡地・ガソリンスタンド跡地は土壌調査を検討しよう

  • 土壌汚染があると健康被害・売却困難・浄化費用の問題が生じる
  • 地中埋設物は工事時に発覚することが多く、撤去費用が追加でかかる
  • 売主が把握している内容の説明が不十分なまま売買されると、後でトラブルになることがある
  • 工場跡地などリスクが高い土地は、購入前に専門家による土壌調査を検討しよう
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