ハザードマップの見方を知っていますか?洪水・土砂崩れのリスクを土地購入前に確認しよう
2026年5月14日
目次
こんな人に読んでほしい記事です
- ハザードマップって聞いたことはあるけど、どこで見るの?
- 色がついているエリアは危険なの?
- ハザードマップを見て、土地選びにどう活かせばいい?
近年、大雨や台風による水害・土砂災害のニュースが増えています。 土地を選ぶうえで、ハザードマップの確認は「やっておいた方がいい」ではなく、「必ずやるべきこと」になってきています。
ハザードマップとは?
ハザードマップ(hazard map)とは、自然災害が発生した場合に「どのエリアがどのくらい危険か」を地図上に示したものです。
日本では市区町村ごとに作成・公開されており、主に以下の種類があります。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 洪水ハザードマップ | 河川が氾濫した場合の浸水深・範囲を表示 |
| 内水氾濫マップ | 大雨で排水が追いつかない場合の浸水リスク |
| 土砂災害ハザードマップ | 土砂崩れ・がけ崩れ・土石流の危険エリアを表示 |
| 津波ハザードマップ | 沿岸部の津波浸水想定エリアを表示 |
| 高潮ハザードマップ | 台風などによる高潮リスクを表示 |
色の意味を知ろう
洪水ハザードマップでは、浸水の深さによって色分けされています。
| 色(目安) | 浸水深の目安 | 具体的なイメージ |
|---|---|---|
| 薄い水色 | 0.5m未満 | 大人のひざ下程度 |
| 水色 | 0.5〜1m | 大人の腰程度。車が動けなくなる |
| 青 | 1〜2m | 1階が浸水。2階へ避難が必要 |
| 濃い青〜紫 | 3〜5m以上 | 2階まで浸水。命に関わるレベル |
色が濃いほど、浸水した場合の深さが大きいことを示しています。
よくある誤解:「ハザードマップに色がない=安全」ではない ハザードマップに色がついていないエリアは「浸水リスクが低い」と判断できますが、「絶対に安全」というわけではありません。
理由は以下の通りです。
- ハザードマップは過去のデータや想定に基づいており、想定を超える大雨が降ると結果が変わる
- 内水氾濫(排水処理の限界)は洪水ハザードマップには反映されていないことがある
- 土砂災害と洪水は別々のマップで確認が必要
複数の種類のハザードマップを組み合わせて確認することが大切です。
ハザードマップはどこで見られる?
①国土交通省「ハザードマップポータルサイト」 全国のハザードマップを一括で確認できる公式サービスです。
②各市区町村のWebサイト お住まいの市区町村のサイトから、地域特有のハザードマップを入手できます。
③トチシルのmap検索(後述) 地図を操作しながら直感的に確認できるので、「この土地は?」「隣のエリアは?」と比較しやすいのが特徴です。
土地選びにどう活かす?
ハザードマップを確認したうえで、以下のポイントを参考にしてください。
リスクが高いエリアの場合 → 購入を見送る、または建物の構造・高さで対応できるか専門家に相談する
リスクが低いエリアの場合 → 他の条件(地盤・用途地域・価格)と合わせて総合的に判断する
重要なのは「リスクゼロの土地はない」という認識を持つこと。 ハザードマップはリスクを「ゼロか否か」ではなく、「どのくらいか」を把握するためのツールです。
まとめ:ハザードマップは「土地選びの必須チェック項目」
- ハザードマップは洪水・土砂・津波など種類ごとに確認が必要
- 色が濃いほど浸水深が大きく、リスクが高い
- 「色なし=完全に安全」ではないことを理解しておく
- 複数のリスクを一度に確認できるトチシルのmap検索が便利
「安い土地を見つけた!」と喜ぶ前に、まずはハザードマップで安全性を確認することを習慣にしましょう。
