建築・法規
「宅建士(宅地建物取引士)」って何?不動産取引に欠かせない国家資格
2026年5月14日
建築・法規登記・権利
目次
こんな人に読んでほしい記事です
- 不動産屋さんに宅建士バッジをつけた人がいたけど、何が違うの?
- 宅建士でないと何ができないの?
- 不動産を買うとき、宅建士とどう関わる?
宅地建物取引士(宅建士)とは?
宅地建物取引士とは、宅地建物取引業法に基づく国家資格を持ち、都道府県知事の登録を受けた不動産の専門家のことです。通称「宅建士」と呼ばれます。
宅建試験は毎年約20万人が受験し、合格率は15〜17%程度。難関の国家資格の一つです。
宅建士にしかできない3つの独占業務
| 業務 | 内容 |
|---|---|
| 重要事項の説明 | 売買・賃貸契約前に物件の重要情報を説明する |
| 重要事項説明書への記名 | 重要事項説明書に宅建士が記名する |
| 契約書への記名 | 売買・賃貸契約書に宅建士が記名する |
これらは宅建士のみが行える「独占業務」です。一般のスタッフが行うことはできません。
不動産会社における宅建士の配置義務
不動産会社は、事務所ごとに従業員5人に1人以上の割合で宅建士を設置する義務があります。これを「専任の宅地建物取引士」といいます。
この義務を満たしていない場合、業務停止処分を受けることがあります。
買主として宅建士と関わる場面
①重要事項説明を受ける
契約前に宅建士から重要事項説明書の説明を受けます。宅建士は説明時に宅建士証を提示する義務があります。提示がない場合は要求できます。
②契約書の確認
売買契約書・賃貸借契約書に宅建士が記名します。
宅建士とFP(ファイナンシャルプランナー)の違い
| 資格 | 専門分野 | できること |
|---|---|---|
| 宅建士 | 不動産取引 | 重要事項説明・契約書作成など |
| FP | 資産設計・税務 | 住宅ローン・保険・税金のアドバイス |
住宅購入では両方の専門家を活用すると安心です。
まとめ:宅建士は「重要事項説明・契約書記名」の専門家
- 宅建士は不動産取引の国家資格保持者
- 重要事項説明・説明書への記名・契約書への記名は宅建士の独占業務
- 不動産会社には5人に1人以上の宅建士配置が義務
- 重要事項説明前に宅建士証の提示を確認しよう
